南国土佐が生んだ星、今は昔のアイドル時代BOX!
もう20周年ですか。今や安定した地位を築き、今年は女優としての仕事も花開いた島崎和歌子。
ボーイッシュなキャラではありましたが、最初は確かに正統派アイドルでしたし、「魔法少女ちゅうかないぱねま!」なんて変身萌え系アイドルドラマにも出演するなどそこそこ活躍し、バラドルからオバさんタレントへと、何だかんだ言ってもタレントとして息が長いのは事実です。アイドル時代の音源が切望されるタイプではありませんが、ここに来て記念の3枚組ボックス「 島崎和歌子20th anniversary BOX(DVD付) 」が発売されることになりました。
正直、ずっと注目していたワケではありませんが、映画では千里クンの相手役だったし、同郷のよしみということでご紹介させていただきましょう。
デビュー以来、幾度となく遭遇したことや、仕事でちょこっとご一緒したこともありますしね。
肝心の中身はと言いますと、89年のデビュー曲「弱っちゃうんだ」から93年の「HのあとにはI(愛)がある」までのオリジナルシングルAB面とアルバムからの楽曲に、企画盤シングルも収録というCD2枚に、なんとプロモーションビデオやデビューのきっかけとなった「ロッテCMアイドルはキミだ! PART2」のオーディション映像も入ったDVD付きの3枚組。
CD世代なだけに、超レアというワケではないでしょうし、いわゆる伝説アイドル系でもなかった方ではありますが、歌はともかくとしてタレント・島崎和歌子のファンは根強くいらっしゃるでしょうし、中には奇特なアイドルマニアの皆さんも押さえておきたいという人がいるかも。
ワタシ的にはやはり、ゴールデンミュージック所属ならでは、みづえフォロワーだった秋川淳子の78年のスマッシュヒット「南南西」(最初は77年の高田みづえです)、渡辺桂子の筒美作品「赤道直下型の誘惑」のカバーですかね。
どちらも名曲ですので、この2曲の音源ためだけに買う価値はあるんじゃないかなー、なんて思ったりするような、しないような。ま、それが正直な気持ちということで。
(2008.3.25)