永遠のマイ・ウェイを延々と…
かつて子どもだった頃、とても感動を受けた歌。みんながいいねと言った歌。
それが「マイ・ウェイ」なんですけど、いつも間にかウザくて恥ずかしい歌として扱われています。
ワタシ世代では、中学の音楽の教科書にも載っていましたし、世間の常識が良いとするものにツッパることがオシャレだったもので、コーラス部の子たち以外はシラけて歌わなかった。
ワタシも流されたクチなので、どうこういう資格はないのだけど、ホントは大好きな歌だったんですよね。
ステージ101だったのか、それとも菅原洋一や布施明だったのか、いつ覚えたのかは定かではないけど、テレビを通じ、物心ついた時からメロディーは覚えていました。
ハッキリ認識してからも、ヒデキやゴローもよく歌ってたし、歌手が引退や休業する時など、はなむけの歌として、いつもこの曲が歌われましたよね。いろんなアーティストがカバーしたり、皆さんこぞってライブ盤にも入れたりした時期もあります。
実はシナトラのオリジナルのレコードが身近にあって、後でひどく驚いたこともありました。という感じで、好きな曲だったことに間違いないのでした。
さて、そんな「マイ・ウェイ」ですが、この曲ばかりを集めたコンピ盤「ぜんぶ MY WAY」が出ることになりました。
なんでもシナトラ盤レコーディング40周年を記念した独自企画だそうなのですが、収録アーティストの幅が何ともスゴイ。
杉良太郎から、charaのYEN TOWN BAND、クレイジー・ケン・バンド、布施明、朝丘雪路、麻丘めぐみ、ミヤコ蝶々、藤圭子、ケイコ・リーなどなど、ごった煮状態なのです。
このサイト的にオススメなのでは、やはりめぐみタンと雪会姐さんでしょうかねえ。
なんとなく揶揄というか、面白がってる要素が強くて、ちょっと残念なのですが、この機会にあの名曲が持つ真の素晴らしさをじっくり堪能してみては。
って、丸ごとマイ・ウェイじゃ、やっぱりウザく感じちゃうか…。
(2008.1.11)