待望!初CD化を含むチャートイン集!
NHK「みんなのうた」で流れた新曲「 こっちをむいて 」にもビックリしましたが、最近、特に歌に力を入れてるようで、コンサートも精力的な様子のMAKOちゃん。
そのワリにテレビでは自信なさげだし、現役時代のキメポーズも決まらなくて、つい目が離せないのですが、何かと問題アリのビクター時代の中で、オリコンチャートイン19曲+「空にカンバス」&「マコ・パック(メドレー)」が網羅されたベストがようやく出ます。
1枚ものではありますが、これまで何枚かのCDを寄せ集めなければ聴けませんでしたし、予定されてたBOXも諸事情により日の目を見ず、ファンの皆さんはさぞかし気を落とされていたことでしょうから、まずはコレでひと安心。次のステップに向けてもほのかな期待がわいてきそうです。
そんなMAKOちゃんのビクター時代のリニューアルベストがコレ、「 GOLDEN☆BEST 」です。
ワタシ今も目をつぶったら、スタ誕デビューコーナーのMAKOちゃんの姿や、「3月25日、ビクターレコードから『狼なんか怖くない』でデビューする石野真子です。よろしくお願いします」という声がハッキリと聞こえてきて、幻覚、幻聴に悩まされる気分になったりしますが、ホント好きだったんですよねえ。
デビュー曲の狼サイン、セカンドの首領サインといった土居甫センセイの振り付けも懐かしく思い出されますので、ちょっと振り返ってみましょうか。
第3弾はレコ大新人賞受賞の「失恋記念日」、筒美作品にして超名曲の「日曜日はストレンジャー」、麦わら帽子が愛くるしかった「プリティー・プリティー」、PL路線のお遊戯ナンバー「ワンダー・ブギ」、紅白初出場を決めた「ジュリーがライバル」、自己最高セールスを記録した究極の自己チュー三角関係ソング「春ラ!ラ!ラ!」(でも大好きです)、自己最高の15位をマークしトランプ手品が見ものだった「ハートで勝負」、そして百恵ちゃん引退のせいか明星の人気投票で初の1位を獲得し日本テレビ音楽祭トップアイドル賞に輝いた「めまい」。
人気のピークということで、売り上げもベスト4というワリに意外に忘れられてる曲ですが、コレがシンシア路線にシフトするきっかけでした。
で、71年の南沙織のアルバム曲を改詩・改題カバーした「彼が初恋」、そんで今回両A面ダブル収録がウレシイ「フォギー・レイン/恋のハッピー・デート」、久々のCD化となる有馬+筒美の大名作「思いっきりサンバ」、引退に向けて放った怒濤の三連発「彩りの季節」「恋のサマーダンス」「バーニング・ラブ」、自作にしては上出来で実はMAKOちゃんと二人歩記したあの方が作ったというウワサがあった引退記念シングル「私のしあわせパート2」、引退1周年記念シングル「明日になれば」、現役から引退余波のここまで、両A面を含む19曲すべてがチャートインしています。
復帰後の3枚はのチャートインならず、今回は初CD化となる復帰3作目の「空にカンバス」と「明日になれば」のB面にも収録された涙の「マコ・パック」が収録予定となっているようです。
ワタシは後期の曲が大好きなんですけど、こうして聴くと、初期のノベルティ歌謡が意外にもマッチしてますね。
逆に阿久さんの手を離れてからはイイ曲なんだけど、鮮烈さが色あせちゃったように感じる部分もあります。
そんな風に、いろんな思いを感じながら、新しい切り口となった久々のベストコレクションをお楽しみください。そして必ずや次に続くこと、ヒロリンの「私たち」やサッコの「きみ可愛いね」のカバーがCDで聴ける日が来ることを祈りつつ。
(2007.7.30)
*選曲途中のリストに基づいた情報のため、情報に誤りがあり、本文を修正しました。なお、上記に記載の楽曲もあくまでも予定曲ですので、正式な情報をご確認の上お求めください。(2007.7.31追記)