美貌の才媛、シーちゃん初のフルコンプベスト!
シーちゃんをテレビで初めて見た時、本当に驚きました。こんなに美しい人が世の中にいるのかと。
それはもちろんワタシが幼かったせいもあったでしょうが、ブラウン管が朝露にきらめくような錯覚をおぼえたことを今でもハッキリと記憶しています。
ディベートやDJをしていただけあって、聡明だしおしゃべりも声も美しくって、ホントに非の打ち所のない女性に思えたのです。むろん当時は感覚だけでそうとらえていたのですが、「みずいろの手紙」のセリフをしゃべるシーちゃんはどこから見ても素敵なお姉さんでした。
後にシンシアと仲良しという発言を聞いて、勝手に納得したこともいい思い出です。後年のあの会見を見てからは心変わりしてしまいましたが…。イロイロあっての女盛りゲザデレタ、そんなシーちゃんでした。
と、またまた前置きが長くなってしまいましたが、70年代のキャニオンを牽引したシーちゃんも“SINGLESコンプリート”シリーズに登場。
「 「あべ静江」SINGLESコンプリート 」でついにシングルAB面すべてがCD化されることになりました。
しかも、キャニオン時代のみならず、シンシアと交代するかのようだったソニー移籍後のシングルも収録されるとか。
シーちゃんの場合、CDは1枚もののベストしかありませんでしたから、今回はただでさえ貴重なのに、この追加収録はさらに喜ばしいと言えるでしょう。
レコードデビュー時のフォーク歌謡から、財津さんらの本格フォーク、そしてヘンテコディスコ歌謡まで、歌手だったシーちゃん(いや、今も現役の歌手で、なんと日本歌手協会の常任理事なんだとか!)の軌跡をご堪能ください。
なお、今回のシリーズの70年代ものとしては、「 「木之内みどり」SINGLESコンプリート 」「 「岡田奈々」SINGLESコンプリート 」「 「林寛子」SINGLESコンプリート 」「 「山本リンダ」SINGLESコンプリート 」が同時発売。
奈々ちゃんや木之内さんは全キャニオン音源が既にCD化されていますのでスルーするとして、この中ではカンコが最も貴重でしょうね。
そういや、ちょっと前にカーラジオ、シーちゃんとカンコがレギュラーでナマ歌を披露していた番組を聴いたことがあるんですけど、まんまカラオケ好きの濃ゆいオバさんで面白かったなあ。
子役時代やレッドビッキーズなんかを思い出して、いろんなコトを考えてしまいました。
(2007.5.25)