静香のB面コンプリート・コレクション
やっぱり名曲が多いのでご紹介しましょう。
昨年、ソロデビュー20周年を迎えた工藤静香のB面コレクション「 20th Anniversary B-side collection(初回限定盤)(DVD付) 」。
前に書いたことがありますが、人並みにおニャン子は追っていたものの、最初から工藤さんに好印象を持っていなかったワタシ。
そういう場合、フツーはCDなんか聴かないんですが、最初から買ってまで聴きましたね。だって、マジにいい曲が多いんだもん。で、特に好きな歌はB面に集中してたりします。
初期の「愛が痛い夜」「夜明けに見送られて」「夏がくれたミラクル」なんかもよく聴きましたが、中でも大好きなのは、みゆき+ゴッキーによる一連の楽曲。
ワタシは「群衆」「秋子」「コール」を勝手に三部作と位置づけておりますけれど、どれをとっても名曲ですし、A面よりもよく聴きました。
みゆきのある立ち位置の詩世界に限って言えば、最も相性の良いキャラクターだったのではないでしょうか。
DISC2となると、だんだんケバ度が増していきますが、それはそれで場末的な迫力がとても魅力的です。
初期に比べ言葉をおろそかにしているようき聞こえるところ以外は、80年代後半から90年代を代表するボーカリストの一人ではないかと思いますね。
なお、このベスト、初回盤のほか通常盤「 20th Anniversary B-side collection 」という2種類が出るそうでして、初回盤は20周年記念ライブをダイジェストで収録したDVD付きだとか。
ワタシ、全盛期の頃のコンサートにも出かけたことがありますが、彼女はライブでのノリもいいんですよね。MCとロッカバラードの流れなど、70年代の不良っぽい感じでとても楽しかった。
当時はおニャン子流れの少年たちや、前髪立ち上げボディコンギャル崩れ、みたいな方々が多かったんですが、歌手活動再開後、最近のライブはどうなんでしょう。
気になる方は、初回盤をどーぞ。
(2008.1.11)