40周年記念、小西さん監修のREMIX盤!
筒美先生の作曲家活動40周年を記念したリミックス・アルバムの登場です。
あのBOXから始まって、怒濤のウルトラ・ベスト・トラックスの大リリースからもう10年。感慨深いものがありますが。
今回は崇拝者として知られる元ピチカート・ファイヴの小西さんが選曲・監修を務めたレディメイドな「 京平ディスコナイト~筒美京平リミックス~ 」。
AKAKAGE、Boot Beat、HALFBY、手裏剣ジェット、SUEMITSU&THE SUEMITH、cubismo grafficoら豪華なリミキサーたちが織りなす、新解釈のKTソングの数々です。
リミックスされる収録予定曲は、古くはオックス「真夏のフラメンコ」、弘田ミコの「渚のうわさ」や佐川満男「フランス人のように」から、筒美系ディーバとして重要な位置づけのいしだあゆみ「太陽は泣いている」や平山三紀「真夏の出来事」、マチャアキの「さらば恋人」、浅野ゆう子版の「セクシー・バスストップ」、そして80年代のマッチ「スニーカーぶる~す」、少年隊「ABC」、C-C-B「ロマンティックが止まらない」、そしてオザケンの小沢健二=筒美京平ソングブック「強い気持ち・強い愛」、97年の筒美先生30周年記念BOXのために書き下ろされたピチカート・ファイヴ「恋のルール・新しいルール」といった90年代の比較的最近(と思ったらもう10年は経ってました…)の名曲まで、新旧取り混ぜた全12曲。
個人的には、シンシアや郷ひろみ、ヒロリン、太田裕美をはじめとする70年代勢や、伊代ちゃんやキョンキョン、早見優などの80年代の女性アイドルのリミックスも聴いてみたかったんですが、それはまたの機会に期待することにします。
ともあれ、どれもずっと色あせない名曲たちですから、どんなリミックスを施されてもカッコいい仕上がりになりそう。
これを機に、若いクラバーたちにも先生の素晴らしさがしみわたって、再評価の引き継ぎが延々と行われますように。
そして改めて、筒美先生、40周年おめでとうございます!
(2007.10.19)