見えたッ!七曲署時代のゆう子の幻…
BMGファンハウスのゴルベスシリーズ第2弾。
まずは「 ゴールデン☆ベスト 浅野ゆう子~RCA/FUNHOUSE YEARS 」の登場です。
99年に1st「 とびだせ初恋 」や筒美ディスコの「 YUKO IN DISCO 」など、ワリと一気に復刻されてるのでレア度は低いけれど、ヘアバンドにミニスカから伸びた足が懐かしいアイドル時代とセクシー時代がコンパクトにまとめられているので、オススメしておきましょう。
デビュー曲「とびだせ初恋」や、第2弾にしてレコード大賞新人賞に輝いた「恋はダン・ダン」はとてもキャッチーな名曲。
有馬三恵子先生の詩も、相変わらず個人的で自己チューでよいです。14歳なのに七曲署で働いていたことが思い出されるなぁ…。
「セクシー・バス・ストップ」でブレイクを果たす76年まではとにかく地味になってしまっちゃっていますけど、百恵ちゃんの青い性典を意識した「太陽のいたずら」「青い誘惑」なんかはやっぱB級の匂いがプンプンしてますね。
ワタシはやはり「オー!ミステリー」と続くDR.ドラゴン=筒美系がいいんですけど、甘酸っぱい「卒業アルバム」なんかも好きです。
今回、前のベスト「 ヒット・コレクション 」に入らなかった「沖縄サンバ」を収録してます。
コレ、衣装は確か君島一郎のセクシーものではなかったっけ?同じ衣装は2度と着ない…みたいなパブリシティーをやってたように思いますが、ホントあの当時の浅野さんって、ケバいというかホステスそのものでしたよね。
それが88年にはOL憧れの的、ファッションリーダーになっちゃうんだから、バブル時代とはつくづく恐ろしいものでしたよね…。
(2005.4.1)