まるでこの冬最後のように、
強い木枯らしが吹く2月の午後。
コートの襟を立て、思い出を隠して歩く時、
口笛半分、聴くのはこんなソウルがいい。
「小粋に別れよう さよならベイビイ
振り向かないで」
♪さよならベイビイ フー、なんて言いながら。
マフラーをきつめに、心にも巻いて、
強がり半分、前だけを向いて歩くといい。
「いつでも微笑みをありがとうベイビイ
倖せだった」
♪ありがとベイビイ フー、なんて歌いながら。
それでももしも、負けそうならば、
あんなソウル*を続けて聴くといい。
♪泣いているんじゃないよ フー、なんて言いながら。
♪風がまぶしいだけ フー、なんて歌いながら。
*ロンリー・ガール/佐東由梨(作詩・松本隆/作曲・筒美京平/編曲・大村雅朗)
(2010.2.11)
note:EP「しらけちまうぜ/小坂忠」1975.1.25発売
名盤として名高い「ほうろう」からのリカットナンバーとして知られる名曲。松本さんやホソノさんのBOXにもしっかり入っていたので、アイドル歌謡曲ファンにもおなじみですね。松本さん一流の強がりな男心が泣かせる詩と、ホソノ御大のひょうひょうとしたメロ、矢野さんのソウルサウンド、そして愛しかない小坂さんのボーカル。桑名正博のカバーや、オザケンとスカパラのパフォーマンスも素敵ですが、このオリジナルにはかないっこありません。松本さんがおっしゃるみたいに、マッチが歌えばかなりイイかもしれません。このうた、未聴の方がいらっしゃいましたら、ぜひ「ロンリー・ガール」とセットで聴いてください。忠さんのニューボーカルエディションも!
◎いまCDで聴くなら…
ほうろう
