筒美曲リメイクを含む、avexゴロー還暦記念盤!
今年でデビュー満45周年、そして来月23日には還暦を迎えるゴロー。
昨年からデビュー45年祭として活発な活動が続いていますが、2003年の「Sweet Rain」以来の筒美京平書き下ろしによる新譜「 再会タイムマシン 」のほか、旧譜に関してもタワレコ限定でオリジナルアルバムの復刻(こちらなどで紹介)で再評価が進んだり、歌手・野口五郎の健在ぶりをことあるごとに見せつけています。
筒美作品の新曲を聴くたび、衰えるどころか、より味わい深くなる歌声は新御三家ピカイチで、さすがゴローだなと感激したりしていますが、2月13日には渋谷のBunkamuraオーチャードホールで記念のコンサート「 45th anniversary & The 60th birthday GORO NOGUCHI concert 渋谷105 」を開催。
さらに、還暦バースデイにはアニバーサリーアルバム「 The birth GORO anniversary(CD+テイクアウトライブ) 」をリリースするそうです!
エイベックス移籍後のシングル曲「僕をまだ愛せるなら」「でも好きだよ」「再会タイムマシン/Rainy~会えない週末」を中心に、筒美系オリコンNo.1ヒット「甘い生活」「私鉄沿線」の新録音も収録されるとのことですが、驚くなかれ、今回はCD+TOLのスペシャル版「 The birth GORO anniversary(CD+テイクアウトライブ) 」、CD+DVDの「 The birth GORO anniversary(CD+DVD) 」、そしてCDのみの「 The birth GORO anniversary 」という3形態でのリリース。
どれにしようか迷うところですが、ここはやっぱり記念ですし、旧譜な要素も含むスペシャル版を推したいところ。
ゴローが発案し、特許も取ったTOL(テイクアウトライブ)とは、商品封入のQRコードを使って、スマートフォンなどの携帯端末に映像コンテンツをダウンロードするシステムですが、今回のコンテンツには10日前のオーチャードホールでのライブ映像(数曲)や新曲のビデオクリップのほか、ゴローが45年の思いを語るメッセージ、そして少年期のレア映像や音源までもが入っているというのですからね。
しかも仕様はLPジャケットサイズと言いますから、ファン度が高い人こそマストアイテムだと思います。
ちなみに、CD+DVD版のDVDには、「再会タイムマシン」「 僕をまだ愛せるなら」や新曲のビデオやメイキングが収録されるとのことで、パッケージ派にはこちらも必携でしょう。
また、エイベックスの力が入った購入施策もありまして、先着購入者特典として印刷のサイン入り生写真(L版)がもらえるのだとか。 タワーレコード 、 HMV 、 新星堂 などなど、ショップによって絵柄が異なる上、エイベックス直営の mu-moショップ では、サイズが2L版にグレードアップする模様です。
なお、各種のプライスにも注目でして、ダジャレも得意なゴローならではの語呂合わせ、下二桁が56(ゴロー)となっているのです。このへんを見ても、本人はもとよりスタッフまでが一丸となって力を入れているのが分かります。
何とも往年のアイドル時代真っ青の展開ですが、ファンにとっては昔から応援してきたアーティストが、こうして元気で歌い続けてくれること自体、ウレシイものですよね。今なら経済的にも余裕があるだろうし、好きなアーティストの新譜が出るということも喜びでしょう。
アニバーサリーイヤーはアーティストとファンがお互いに幸せを感じる特別な意味合いがあるものですが、そんな温かい関係を目の当たりにすると、こちらまで幸せな気分になってきます。
特にゴローのファンは昔から熱心さと真面目さには定評がありますから、余計にそう思うのかもしれません。
(2016.1.25)