ジャンルや年代も広がって続々リリース!
“擦り切れるほど愛聴した名盤をもう一度聴きましょう”を合い言葉に、今春から展開されているソニーミュージック・日本の名盤復刻シリーズ。そう、かつてのCBS・ソニー、EPIC・ソニー、アルファ、RCA、ファンハウスと、現在ソニーミュージックから販売されているレーベルから出た歴史的名盤の復刻・再発です。
CD選書の再来を思わせる1枚1,890円というナイスプライスなのに、アナログ時代の名盤がより一層原音に忠実なBlu-spec CD2でよみがえるとあって、各アーティストのファンからは大いに歓迎されている模様。ショップでの展開が思ったより大規模じゃないのが残念ですが、音の違いには賞賛の声が上がっているようです。
4月10日発売の初回49タイトル(こちらで紹介)を皮切りに、薫ちゃん(こちらで紹介)や千里クンらの第2弾(こちらで紹介)など、ちょこちょこと増えていますが、ここに来てドーンと大量のリリースがアナウンスされました。
今回はやっぱり松田聖子(こちらで紹介)の一挙Blu-spec CD2化が大きなニュースではないかと思いますが、彼女は別格という感じなので、ここではスルーしシリーズの流れのラインアップに絞って紹介することにしましょう。
渡辺真知子、久保田早紀、永井真理子ら続編組に加え、名うてのミュージシャンが競演したフュージョン系の名盤の何度目かの再発、さらにはオリジナルがLPレコードではない90年代のアーティストの初復刻まで新たな顔ぶれも多数ですのでね。
原則、オリジナルの発売順(複数出るアーティストは最古のアルバムの発売日を優先)に羅列しますと、五輪真弓「 少女
こうして見るとCD選書を含み、何度もCD化されてきたアルバムがそろっていますから、レア盤こそ命というマニアには物足りないかもしれませんが、何せ名盤復刻ですからね。
また今回、五輪真弓、ギタリストのインスト盤など、オーダーメイドファクトリーでBlu-spec CD化が候補に挙がりながらなかなか到達できなかったタイトルが低価格で市販されたことも、喜ばしいのではないでしょうか。
ともあれ、今回のラインアップも一定の数字が出て、その次へと着実に続いていきますように。そしてCD選書が各社を巻き込み、Q盤ブームへと広がっていったように、幾多の名盤たちが欲しいと思った時にすぐ手に入る状態ができるだけ長く続けばいいなと思います。アルバムをパッケージで所有するという文化を未来へと遺していく意味でも。
そのためにも、CD選書の登場時と比べるとCD市場も激変していますし、四苦八苦、青息吐息の中、経営を続けるショップが大半でしょうけど、ネット通販だけじゃなく、やはりリアルショップでも買っていかなくちゃと思ったりしています。
ショップでの展開スペースがかつて売り場の一角で存在感を示していたQ盤コーナーのように大きくなれば、CD購入が日常じゃなくなってしまった世代にもふと気づいてもらえたり、オリジナルを知らない新しい世代にも強くアピールできたり、必ず活性化していくはずですから。
(2013.5.28)
*名盤復刻シリーズについての詳細は、特設サイトまたは
SonyMusicShop
をご参照ください。
復刻タイトルのリクエストもできます。
