15社共同「大人の音楽」キャンペーン、オススメはコレ!
昨年からユニバーサルミュージックが先導し、今やレコード会社15社共同の一大キャンペーンへと成長した「大人の音楽~Age Free Music~」。
J-POPでも演歌・歌謡曲でもない“成熟した大人の歌”、すなわち年齢にとらわれないエイジフリー・ミュージックの普及をめざすというキャンペーンですが、店頭に設置されたコーナーも協賛社が増えるに連れて大きくなっているようですので、CDショップに足を運ぶ方ならきっとお気づきのことでしょう。
そうでなくてもコレをお読みの皆さんなら、無意識のうちにキャンペーンステッカーが貼られているCDを購入なさっていたかもしれませんね。
展開が大きくなったことで、ラインアップも大幅に増加。いま実施中のキャンペーンでは、イルカ、岩崎宏美、槇原敬之、やもり(森山良子と矢野顕子)、野口五郎、大橋純子、安全地帯らのニューアルバム(最新作)から、オフコース、よしだたくろう、山口百恵といったベスト盤や、ナツメロ系コンピレーションアルバムまで、錚々たるタイトルが並んでいます。
今回、その中からオススメしたいのが、新発売のクール&スウィートなコンピ盤2タイトル「 CLIMAX Cool~男性ヴォーカル・セレクション 」と「 CLIMAX Sweet~女性ヴォーカル・セレクション 」。おなじみ“クライマックス”シリーズの最新作です。
クライマックスといえば、これまで年代別に発売され、それぞれオリコン上位にチャートインを果たすヒットを記録してきましたが、90年、80年代ときて昨年末には70年代に突入。まだやるのか!もう次は手の内がないのでは?なんていう囁きが聞かれたこともありました。
しかして今回は、かなり若返って90年代から〜2000年代前半にかけてのヒット曲を男女別にコンパイル。時代性もありますが、すべてがタイアップ付きの大ヒットで、20代から40代ぐらいまでの世代が共有して楽しめる内容となっています。
まずは男性ヴォーカルの名曲をギッシリ集めたクールな「 CLIMAX Cool~男性ヴォーカル・セレクション 」。
90年の高野寛くんの「虹の都へ」から2004年の平井堅「瞳をとじて」まで、32曲を収録。高野くんのようなアーティストも入ってますし、メガヒットだけではない選曲もグッドです。
懐かしい双子の別所兄弟・VOICEの「24時間の神話」や、コンピ盤にはなかなか収録されない大江千里クンの最大ヒット「格好悪いふられ方」や横山輝一「Lovin' You」もウレシイし、ノスタルジックさが中高年からも支持を受けたキンモクセイ「二人のアカボシ」や、スキマスイッチの「全力少年」など、2000年代のヒット曲が苦手という人でも問題ございません。
エビマオ披露宴でも歌われた山根康広「Get Along Together -愛を贈りたいから-」といったタイムリーな1曲も入っていますぞ。
そして女性ヴォーカルの名曲をめいっぱい詰め込んだスウィートな「 CLIMAX Sweet~女性ヴォーカル・セレクション 」。
こちらは92年の久松史奈「天使の休息」から2003年に出たRUIこと柴咲コウの「月のしずく」まで、全31曲。
圧巻は、TRF「CRAZY GONNA CRAZY」、篠原涼子 with t.komuroの「もっと もっと…」、鈴木あみがTMネットワークをカバーした「BE TOGETHER」、globe「DEPARTURES」というコムロサウンドでしょうか。90年代の象徴で、一時は煙たい時期もありましたが、今となってはまた愛おしい名曲ぞろい。
アイドル系では森高千里「二人は恋人」や松田聖子が久々に放ったキラキラポップス「大切なあなた」、また、筒美先生の90年代の代表作となったNOKKOの「人魚」や岡村ちゃんプロデュースの川本真琴「愛の才能」なども入っております。
なお、9月末まで「大人の音楽~Age Free Music~」対象商品を買って応募すると、富士屋ホテルのペア宿泊券やマーティンのギターが当たるキャンペーンを実施中(オフィシャルサイトはこちら)。
ぜひこのチャンスに、あれこれいろいろチェックして、お気に入りのアイテムをお求めください。
(2010.8.10)