みんな楽しめる!ナツメロ系・夏うたコンピの決定盤!
梅雨まっただ中。ジメジメした日々が続いておりますが、そんな時は気分だけでもカラリとさせたいもの。やっぱ夏うたを聴くに限りますねえ。と、取って付けた書き出しではありますが、そりゃそうです。なんてったって今週から夏うたコンピがリリースラッシュ、ショップでも夏本番のディスプレイが目立ち始めたのですからね。
このサイトでも随時ご紹介しておりますし、ちょっと前、Blu-spec CDのガーリーナツメロ系夏うたコンピとして「ラブリー・ビーナス」をこちらで取り上げた時、併せて目立ったサマーコンピのタイトルをチラッと紹介したことがありました。
中でもイチオシ、アイドルファン感激の「アイドルサマー’80」はこちらで紹介しましたが、梅雨のジメジメで夏の訪れが日増しに待ち遠しくなる今、リクエストも頂戴したことですし、やっぱコレも取り上げねばなりますまい。
それがナツメロ系夏うたコンピの決定盤、来週発売となる2枚組35曲の「 PERFECT SUMMER 」! 初回限定のスリーヴ仕様で、CMもオンエアされたり、ショップの試聴機に入って平積みされたり、ガンガンプッシュされる勢いであります。
それもそのはず、中身は1980年代から90年代にかけてヒットしたサマーソングの定番がずら〜り。あの時代を過ごしてきたひとならば、どれもが大切な思い出に彩られたナンバーになっているに違いありません。
かくいうワタシも、このラインアップにはズッキンドッキンする感じ。ちょうど多感な思春期の中学時代から20代にかけてという最も輝いてた青春時代へとタイムスリップできる曲ばっかりなのですから。
ホント、プリプリがブレイク後に歌い直して大ヒットさせた「世界でいちばん熱い夏」というオープニングからしてKOされちゃいますからね。
最も古いナンバーは80年。クリキンの第2弾シングルで資生堂のCMソング「蜃気楼」と、聖子ちゃんのグリコCMソングにしてブレイクナンバーとなった「青い珊瑚礁」ですが、この2曲をはじめホントにエバーグリーンな夏うたがテンコ盛りです。
渡辺みさっちゃんの「サマータイム ブルース」は、社会人になった90年の潮風を感じるようだし、石井明美のバブリーな「CHA-CHA-CHA」、沖縄に行った時に口ずさんだ森高千里「私の夏」、浅ヤンから大ファンだった鈴木あみーごのデビュー曲「love the island」などなど、それぞれに若き楽しい思い出がいっぱい。
合コンのカラオケでよく歌ったTHE BOOM「風になりたい」やclass「夏の日の1993」、久々に聴くナンバー吉川晃司「にくまれそうなNEWフェイス」やチェッカーズ「涙のリクエスト」、スタレビのブレイクヒット「夢伝説 」、J.Iに筒美先生が書いた超名曲「夏のクラクション」など、男性陣も名曲ぞろいです。
比較的新しいですけど、イチオシは真心ブラザーズのハッスルな「サマーヌード」。「SUMMER SUSPICION」「アクアマリンのままでいて」と新旧オメガトライブ 対決もありますね。そういえば、ドラマ「抱きしめたい!」に感化されてシップスにボーダーシャツを買いに行ったことがあったなあ、などとノスタルジックな気分になっちゃったりして。
でも、夏の思い出って、甘かろうがほろ苦かろうが、たとえ涙を流したことさえ、美しい生気に満ちたものばかりじゃありませんか? 他の季節に比べ、センチメンタル度が少なくって、今となっては全部笑える出来事が多いような気がします。
いろんなことを思い出しながら聴いてたら、ある時期、夏と言えばラルフローレンのポロシャツばかり着ていたことを思い出しました。今年の夏が来たら、タンスの奥を探してみようかな。そして、このCDをお供にして、昔よく行った海辺に行ってみようかな。黄ばんでサイズが合わないよーな気もするけど。
なお、2000年代の夏うた18曲を網羅した同時発売の「 SUMMER SUNSHINE 」も、オススメですぞ。最近の曲(と言ってもう10年近く前のナンバーも入ってますが)は苦手、なんていう方がいらっしゃるかもしれませんが、たまには聴いてみてくださいね。このコンピはそういう人たちもきっと好き系のラインだと思いますので。
(2010.6.22)