ライトなシリーズ第2弾、リューベン辻野も登場!
12曲入りで1500円。ポニーキャニオンの新たなお手ごろベストとして、一挙30タイトルの4月リリースが発表されたMyこれ!Liteシリーズ(こちらで紹介)。
メジャーどころからマイナーアーティストまで、代表曲をしっかりおさえた内容と、買いやすいライトなプライス。しかもシングルリリースの少ないアーティストはコンプリートになるという充実の内容で、同クラスのよくあるベスト盤とはひと味違った好企画です。
そのMyこれ!Liteシリーズ第2弾として、5月に20タイトルが発売になる模様です!
今回のラインアップは「 Myこれ!Liteシリーズ 工藤静香
ポニキャンを代表する大御所アイドルから、今では生産中止の入手困難組や初ベスト組、さらにはナベプロやフォーライフ音源などなど、Myこれ!シリーズならではの顔ぶれとなっていますが、注目はやっぱり「 Myこれ!Liteシリーズ リューベン&カンパニー
確か小さい頃から芸能活動から音楽活動を続けていたというリューベン。ジャニーズに在籍したことでも知られていましたよね。人気が爆発したのは、やはりCharのバックバンドがきっかけだったように記憶していますけど、まるで少女漫画から抜け出てきた美少年ぶりはとにかく鮮烈でした。
ニューミュージックと歌謡曲の力業的融合が席巻したあの時代。78年、男性ではChar、原田真二、世良公則&ツイストのロック御三家が抜きん出ていました。Charやツイストは男子にも人気がありましたけど、いわゆる女子たちを中心としたアイドル的人気が勝っていたのはやっぱり原田真二。そして、彼に続くのが和製BCRのレイジーとリューベン&カンパニーという雰囲気でした。
ただ、三浦徳子+森雪之丞コンビを中心にまったくの歌謡曲ラインだったのが、ちゃんとした評価がされなかった原因のようにも思います。
余談ですが、数年前、松田聖子を原田真二がサポートしていた頃、聖子のコンサートでリューベンがドラムを叩いてたんですよね。聖子がリューベンを紹介した途端、かつてティーンだった妙齢の女性ファンの一部からは奇声が上がったりして…。原田真二とリューベンの組み合わせが、ミョーに感慨深かったことを今思い出しました。
さて、そんな多くの女子をトリコにしたリューベンのデビュー曲「薔薇の嵐」は、ドラムの弾き語り。もともとドラムス担当なのだから当たり前といえば当たり前ですが、裕次郎を知らない世代からすれば、テレビでドラムを叩きながら歌う姿は、インパクトが強かったのです。リューベンがいたから稲垣潤一やC-C-Bの笠が受け入れられた、なんて言ってしまうと穿ちすぎですが、とにかくショーゲキでした。
というリューベンの初めてのCDベスト。きっと黄色い声援を送るアラフィフ女性ファンは多そう。
ただ、リューベンはNAVレコード所属だった恩恵を受け、デビューシングル「薔薇の嵐/ロリポップ・ベイビー」はもちろん、リューベン&カンパニーとなった「ブッシュ・パイロット/フェアウェル・バースデー」「ドロップ・アウト/チェンジ」「聖少女/貿易風」「サンチャゴ・ラヴァー/Sexy Mako」までが「NAVレコードヒストリー3」で意外にもCD化済みなんですね。
しかも、ホリプロつながりによって浜田省吾が手がけたB面曲「ロリポップ・ベイビー」「フェアウェル・バースデー」目当てに買った人も多かったと聞きます。
でも、今回はきっとアルバム(確かピクチャーレコードもあったような気がする)からもチョイスされるような気もするし、これで未CD化のハマショー提供曲が入れば、ハマショーファンのマストアイテムになるかも。
もちろん70年代男性アイドルファンも押さえておきたい1枚ですぞ。
(2010.3.12)