自選ベスト＆TV映像DVDのマコパック40周年版!

　1978年3月25日、ビクター音産から「狼なんか怖くない」でデビューした石野真子さんも、今年でちょうど40周年。
 
　81年に結婚引退し83年にカムバック後、一時期歌手活動を再開していたMAKOちゃんですが、その後しばらくは封印。ひと頃は歌うことを頑なに拒んでいたこともあったようですが、25周年を迎えた2003年からはコンスタントにライブを重ねたり、新譜を発表したり、積極的に歌ってきたのはご存じの通り。
 
　リイシューも、かつてはベスト盤の再発を繰り返す以外は、91年の「定盤コレクション 2in1 YOUNG POPS FOR YOUNG ADULTS」シリーズの3タイトルだけで、ずっとスルーされてきましたが、25周年の時にはBOXが計画され（結局は流れましたが）、30周年の2008年にはDVD付き「MAKO PACK -Premium-」（ こちらで紹介）としてようやくリリース。
　この年には「オリジナル・アルバム 紙ジャケット・コレクション」（ こちらで紹介）もあり、未CD化だった音源の復刻も実現してファンの皆さんは大喜びしたものです。
 
　それからも2010年の「ゴールデン☆ベスト」シリーズのシングルAB面コレクション（ こちらで紹介、2015年にはSHM-CD盤「 ゴールデン☆ベスト~シングル・コレクション 」も発売）や、2014年の「ゴールデン☆アイドル」シリーズ（ こちらで紹介）など、折に触れて企画されてきたのはご存じの通り。
 
　昨年は恩師である阿久悠さんの没後10年・作詞家50年メモリアル「阿久悠 リスペクトコンサート～君の唇に色あせぬ言葉を～ 」にも参加するなど、今年の40周年を迎えるにあたっては万感の思いがあったのではないでしょうか。
 
　というように、めでたくデビュー40周年を迎えたMAKOちゃんですが、記念企画として、初の自選オールタイムベスト「Mako Pack [40th Anniversary Special] ～オールタイム・ベストアルバム」がリリースされることになりました！
　CD2枚とDVDV2枚がセットになった初回限定盤「 MAKO PACK(40th Anniversary Special)~オールタイム・ベストアルバム(2DVD付)＜初回限定盤＞ 」と、CD2枚のみの通常盤「 MAKO PACK(40th Anniversary Special)~オールタイム・ベストアルバム＜通常盤＞ 」の2タイトルとなるそうですが、やっぱりDVDや、本人インタビュー掲載の豪華ブックレットが付いた初回限定盤で決まりでしょう。
 
　ちなみにCD2枚は内容共通のようで、MAKOちゃん自身の選曲による初のオールタイム・ベスト「MAKOセルフ・セレクション～オールタイム・ベストアルバム」になるとのこと。
　全40曲収録予定だそうで、デビューから復帰直後のビクター時代だけでなく、歌手活動再開後にリリースされた音源もしっかりセレクトされています。
 
　とにかく愛くるしい“100万ドルの微笑”だったMAKOちゃんは、なんてったってテレビ時代のアイドルですから、やっぱりDVDが楽しみ。
　スタ誕の審査員・松田トシ（敏江）先生に「一声出せば合格」と言われた通り、八重歯の初々しかった初期の映像は、ピンク・レディーと同じ土居甫先生の振り付けはもちろん、デビュー時の里中満智子デザインの衣装など、見どころ盛りだくさんですからね。
 
　30周年BOXではスタ誕出身者ならでは、日テレスタッフが愛情をこめて編集した「テレビ映像コレクション」と、引退ライブ特番「いよいよ引退！石野真子ラストコンサート!!」でしたが、今回は「レッツゴーヤング」などNHKでの歌唱シーンを中心にまとめたものと、「8時だヨ！全員集合」などTBSでの歌唱シーンを中心にまとめた「テレビ映像コレクション」2枚になるとか。
 
　30周年のBOXやオリアルの紙ジャケを持っていて、CDの方はもういいやという方も、このDVDは見逃せないと思いますので、要予約ではないかと思います。
　個人的には、MAKOちゃんが司会も務めたことのあるレッツヤンはCSなどで結構再放送を繰り返してきた感があるので、今回はTBS、それも大好きな全員集合の歌唱映像に期待しております。
 
 
 

 

 

 

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