ゴダイゴファンも必聴! 特撮ドラマのサントラ復刻!
なんと、あのガンバロンのサントラが初CD化!
何を隠そうこのワタシ、ガンバロンファンであり、ゴダイゴファンでもありますから、久々にコーフンしております。
このたびめでたく復刻が決まりました「 小さなスーパーマン ガンバロン オリジナルサウンドトラック 」。
何でも、あのミッキー吉野さんが全面監修した、ゴダイゴ関連音源復刻レーベル「GEAR-matics」の第1弾としてのリリースだそうです。
なお、ビクターのオリジナル盤を忠実に再現したダブル紙ジャケ仕様で、この企画に尽力されたディスクユニオンで予約をすれば特典も付くのだとか!
30年前、小学4年生になったワタシが毎週のように見ていたテレビ番組、それが日本テレビの特撮ドラマ「小さなスーパーマン ガンバロン」でした。
2クールしか放送されなかったし、ネットが普及するまでは知る人ぞ知る、みたいなヒーローだと思ってたのですが、熱狂的なファンは多数いらっしゃったようで、数年前にはDVDボックス「 小さなスーパーマン ガンバロン DVD-BOX 」も発売されています。
異常にマセてたワタシですから、もう子ども向けとされるものにはあんまり興味がなかったのですが、ホント、このガンバロンには半ばアコガレておりました。
だって、子どもなのに変身できるし、いろいろお世話してくれる執事(ウルトラマンの黒部進!)と暮らしてるし、死神博士がワルワル博士になってるし。それに「僕がやらなきゃ誰がやる」という崇高な精神が貫かれ、随所に素晴らしい勇気と友情をがちりばめられ、観る方もともに成長しているというテーマに感銘を受けていたのだと思います。
とにかくクラス中でも「猿の軍団」以来の大人気でしたし、主題歌もお楽しみ会なんかで合唱しましたっけ。隣の席の子が、主役の安藤一人くんの熱烈なファンで、休み時間には彼の魅力をとうとうと語られたのも大きかったと思う。
ガンバロンの色合いがとても洒落ているように思えて、洋服を似たような色合いでコーディネートして着てたこともあります…。恥ずかしながら、かなりな影響を受けていますねえ。
そういえば、フォーリーブスとかのゲスト出演も魅力でした。
タイトルが同時期の「カルメン'77」と似てたこともヒイキの対象だったオープニングテーマ「ガンバロン'77」(ジャニーズ少年団、ザ・バーズ)も大好きで、♪おとこのこなら/ただしくつよく(作詩・千家和也)なんていうフレーズは特に心に残ってて、いまだにそのメロディーがふと口をついて出ることもあります。
頑張らなきゃいけない時の心のかけ声は、もちろん♪ガンバロン!ガンバロン!というコーラスなんですよね。このサントラには、そのテーマ曲をはじめ、ミッキーさんやスティーヴらゴダイゴのメンツによる音楽性の高い一枚となっています。ですので、子ども向け特撮のサントラ、などとあなどることなかれ!
余談ですが、ワタシはスティーヴのファンだったので、彼が脱退してからのゴダイゴには興味が失せてしまった…。
というガンバロンですが、同じ日テレ出身、ビクター所属だったヒロリンこと岩崎宏美さんも大ファンと言ってたように思います。
確か、飼っていたダックスフントの名前をガンバロンと付けていたはず。二匹目はミルミルだったけか。
そんなことを思い出しながら、ご存じのない皆さんにも聴いていただきたいガンバロンです。
(2007.3.15)