ヨシリン代表曲の21世紀バージョン!
ヒロリンの復刻が話題沸騰の昨今ですが、ヨシリンも負けてはいられません。ゲーム&アニメ系レーベルみたいですが久々メジャーの販売ラインに乗ります新作がリリース決定!
と言ってもタイトル「 タッチ(21st century ver.) 」で分かる通り、「タッチ」のセルフカバー…。
ヨシリンのシンガーとしての才能と魅力を知る者としては、「タッチ」の檻に幽閉されてしまうのが何とも残念でたまらないのですが、コレがきっかけになってクローズアップされる可能性もありますし、その先への期待を込めまして、ご紹介させていただきましょう。
今回のセルフカバーは、アニメ「タッチ」でヨシリンが歌ったオープニングテーマ「タッチ」「愛がひとりぼっち」「チェッ!チェッ!チェッ!」(「情熱物語」は入っていない模様)と、B面ながら春の選抜高校野球の入場行進曲に選ばれた「青春」を収録。
さらに、おフランスづいてるヨシリンならでは、「タッチ」のフランス語バージョンも入っています。
確かに、自身の最高ヒットではありますし、世間的には「涼風」でも「あなた色のマノン」でも「愛してモナムール」でも「恋ほど素敵なショーはない」でもなく、“「タッチ」の岩崎良美”なのでしょうが…。
とはいえ、一時は遠ざかっていた歌の世界へ呼び戻したのも、「タッチ」の再評価だったようですし、フクザツ…。
そうそう、世紀末の歌手復活以来、自主制作でフランス語のアルバムをリリースしたりしていますが、それはそれで味のある作品ぞろいですので、未聴の方は一度ぜひ。セルフカバー集は入手困難みたいですが、「Qui est-ce?(キエス)」はオフィシャルサイトで購入できるようです。
それと、ヒロリンのカバーアルバムでは由紀シスターズ以来の姉妹デュエットを聴かせていますよ。
なお、ヨシリンの既発音源はすべてCD化および再発されてましたが、復刻分はいずれも完全限定生産盤でしたので、今からの入手は難しい模様…。タッチ関連は手にはいると思いますが。
今回はソニーミュージックの販路ということですし、コレがかなりの成果を挙げれば、ソニーに残した唯一のアルバム「月夜にGOOD LUCK」の再発も期待できるかも。
ですので、アニメファン以外の方も、ヨシリンの「タッチ」路線がお好きな方、頑張ってください。
(2007.3.15)