名コンピ再発、1300円のヒッピーズ価格!
今となっては幻の名シリーズとなった「ソフトロック・ドライヴィン」。
96年に出たオリジナルは廃盤ですが、番外編「 Our Time~SOFTROCK DRIVIN' EXTRA TRACKS 」のリリースがあったり、コロムビアが別企画の一環として「 まちどおしい夏休み~ドライブ編 」を再発したり、ビクターから時を超えた新編「 ソフトロック・ドライヴィン ビクター編 ~空と海とわたし 」が出たり、ソニーからアルファ改訂版「 ソフトロック・ドライヴィン*美しい星 」と新編「 ソフトロック・ドライヴィン*美しい誤解 」が出たり、脈々と続いてきた感があります。
そして今回、ポリドール・マーキュリーM.E.編「 ソフトロック・ドライヴィン~スノー・ドルフィン 」が“ソフトロック・ヒッピーズシリーズ”の一環として、めでたく再発売されることとなりました。
しかもピッピーズ価格なのか、1300円という驚きのプライス。まさか間違いじゃないですよね?
ご存じだとは思いますが、ラインナップはというと、出門英がヒデロザになる前に組んでたユキとヒデ、オシャレなおしどり夫婦だったマイク真木と前田美波里といったデュオをはじめ、マチャアキなどのGS、森山良子、サザエさんの加藤みどり、ズズ、ピコ、西田佐知子、深町純などバラエティーあふれる面々。
ボッサの本家アストラッド・ジルベルトが日本語で歌う「ストリート・サンバ」も収録されています。
ここんとこ、和モノの再評価も復活してるし、歌謡ボッサを中心にしたソフトロックを、また改めて聴いてみて、じっくり味わってみてはいかがでしょう。
なお、ユニバーサルはこのシリーズや日本語ロックのNAKED LINEシリーズなど、ホント精力的な企画リリースが相次いでおり、「赤い鳥逃げた?」のサントラや、ベッツィ&クリス、安井かずみなどのアルバムもラインアップされてます。
(2007.2.21)