おニャン子ソロ第1号、その子の完全映像集！
」の発売です！やっぱ80年代半ばになると、ビデオリリースは当たり前でしたから、当然と言えば至極当然。
ソニー系おニャン子ＢＯＸでマリナの後に続けるのは、やっぱり彼女ですもんね。近年は露出もちらほら、ゴッキーの檻から時々お外に遊びに来ているみたい。果たして復活は？
そんなことはさておき、セット内容はと言いますと、既にDVD化されている「その子元気です」「その子の夏」の2枚に、「アフロディーテの夢」「SWEET CONTRAST」という初DVD化作品が2枚。
そして「Nouvelle Collection」のツアー映像と、プロモビデオを初商品化しボーナスディスク1枚をプラス。その子ファン悲願のコンプリートBOXに仕上がっています。
豪華写真集ブックレット付き、もちろん完全生産限定盤ですのでお早めに。
美貌の人なのは誰しも認めるところですが、TVではキンチョーもあったせいで、何だか歌が下手な子という認識も多いようなその子。
しかし、音楽性を重視するれっきとしたソニーのオーディションで合格し、その後におニャン子入りしたという経歴の持ち主でした。
それは、河合奈保子的な活動へとシフトした後期を見ても分かりますが、とにかく名曲が多かったですね、彼女って。
ＣＢＳ・ソニーでナベプロ、音楽的素養があって、フレンチをはじめヨーロッパ的なイメージの楽曲。
今思えば、まるで“80年代の天地真理”という感じですが、ワタシも自らの青春を振り返ると、たくさんの想い出が詰まった「青いスタスィオン」、石橋貴明にフリをマネされてた「哀愁のカルナバル」、悩んでた頃によく聴いた「雨の木」など、彼女の映像が重なります。
後期の自作曲には地味だけどキラリと光るものがありましたね。そんなことを考えると、その子の軌跡を追いたくなってきました。
手元にある音源はベストぐらいですので、次はCD-BOXに期待です。
（2006.12.7）
