初の集大成BOXは…演歌時代のみでした(涙)
最初、「 長山洋子スペシャルCDボックス~長山洋子・歌心の旅路~ 」というタイトルとこの10枚組BOXのプライスを聞いた時、やっとアイドル時代を含めた集大成が出るのかと期待してしまいました。
しかし、ヨーコ・ナガヤマではなく、演歌時代の15周年記念BOXなんですと…。
ということでスルーする予定でしたが、もしかしたら今後につながるかも、という期待を込め、ご紹介しましょう。
10枚組の構成は、企画ものを含むシングルA B面コレクションとアルバム曲のコンプリートベスト。特典として本人のナレーションによるスペシャルサンクスCD、プレミアムポートレート、豪華写真集、ディスコグラフィーなどのデータを満載した歌詞ブック付き。
これらを特製ボックスに収納するという、なんとも演歌の王道系BOXに仕上がるようです。
確かに民謡出身で、最初から演歌でというのを若いからポップスでデビューさせた経緯があるようですが、やっぱりユーロビートの長山ちゃんをもう一度ちゃんと聴きたい。
同い年だし、レッツヤンのサンデーズ時代から見てきたワタシとしては、当時は荻野目ちゃん派だったとしても、今となってはやっぱり正統派アイドル時代の長山ちゃんを改めて聴いてみたいのです。
それは数年前、ザ・ベストテンの特番で見せた、ユーロ回帰の長山ちゃんを見てからですが。
イマイチの純アイドル時代を経て、ユーロに転向した長山ちゃんは、よく同路線の荻野目ちゃんと比較されてました。
パンチで押し切る荻野目ちゃんに軍配が上がることが多かったですが、長山ちゃんこそデビュー曲からヨーロピアン志向だったと擁護してたワタシ。
器用すぎるゆえにあの方面では大成しなかったけど、演歌ではなく純歌謡曲で勝負できる、数少ない歌手だと思っていました。ワタシが買った長山ちゃんのレコードは、サザンのカバー「シャボン」のシングル。アレに感じたのはまぎれもなく歌謡曲の歌心でしたぞ。
そんな懐かしい思い出を秘め、このBOXを…やっぱり相当躊躇するとは思いますけど。
(2007.1.10)