EPO初期の傑作LP、紙ジャケ復刻!
いわゆる女・達郎だった、RCA時代のEPO。
ワタシも大好きでしたが、このたび、昨年末のター坊に続き、RCA時代の「 DOWN TOWN(紙ジャケット仕様) 」「 GOODIES(紙ジャケット仕様) 」「 JOEPO~1981KHz(紙ジャケット仕様) 」「 う・わ・さ・に・な・り・た・い(紙ジャケット仕様) 」「 VITAMIN E・P・O(紙ジャケット仕様) 」「 HI・TOUCH-HI・TECH(紙ジャケット仕様) 」「 THE BEST STATION JOEPO 1980-1984(紙ジャケット仕様) 」の名盤7枚が紙ジャケでリイシューされることになりました。
EPOの場合、何度も再発されてますが、一部廃盤や生産中止になってたものもありますし、今回は24bit K2リマスタリングで、帯、歌詞カードなどもオリジナルに忠実に再現されていますから、やっぱり手に入れておきたいもの。
ご本人によるライナーノーツも収録されるそうですし、初回生産限定盤ですしね。
通して振り返ると、今再びCMソングに起用されてる「う・ふ・ふ・ふ」でブレイクした「VITAMIN E・P・O」からのアーティストパワーはスゴイし、やっぱりハイジャンプと言いますか、体育会系のハツラツ、カラフルPOPなイメージがあったEPOですが、ワタシはそういうのも好みですが、「身代わりのバディー」とかの繊細なバラードも大好き。
サウンドや声のノリにまぎれて、うっかり見過ごしてしまいがちなのですが、やりきれない孤独というか、せつない諦めというか、そんな意識が根底に見え隠れするのです。
どんどん突き詰めていった挙げ句に、現在のEPOは、メンタル系、スピリチュアル系のイメージが強く、変わっちゃったという感じが強いようですが、実は最初からそういう志向性だったように思えてきます。
また、今回の復刻ではLP仕様のビジュアルも楽しみ。ご本人はキライらしいけど、ワタシは「HI・TOUCH-HI・TECH」のいかにも80年代的なジャケが好きです。
あのイメージ、EPOしかできなかったな、なんて青春時代を思い出しておセンチな気分になっちゃうな。
やっぱ、全部そろえるべきか、なんて思ってしまいます。全部はムリっていう人は、ミニFM局みたいな構成のベスト盤「THE BEST STATION JOEPO 1980-1984」がオススメです。
(2007.2.28)