80年代の明菜、LP紙ジャケ復刻ボックス!
イロイロありましたが、ちょっとHなミルキーっ娘・明菜もデビュー25周年に突入。
ということで82年のデビューアルバム「プロローグ(序幕)」から89年までの「Cruise」まで、LPでリリースされたベスト盤を含む全17タイトルを紙ジャケ仕様で集めたボックス「 AKINA BOX 」の登場となりました。
ワタシももちろん明菜世代ですし、スタ誕の予選からしっかり見ております。スゴイ応援してたんですよ、あのみそっ歯の子を。
LPは持っていなかったものの、クラスの回し聴きリストにはいつも明菜がありましたんで、ひと通り聴いてきました。
ローテーションでいくとやっぱ「Best Akina メモワール」「Best」「Best II」という一連のベスト盤なんですけど、それ以外で最も聴いたのって、やはり2ndの「バリエ-ション (変奏曲)」 でしょうかね。銀蝿関係の詞には笑っちゃいますけどね。
イチバン好きだったのは1stで、「あなたのポートレート」って歌がイジョーに好きでした。
夫君はけなしまくりでしたが、 まりやを歌った「Crimson」もけっこう好き。
あと英語盤の「Cross My Palm 」なんかも。この時のシングルって、確か「Blonde」だったと思うけど、あのエルメスのスカーフで作った衣装もモロ明菜風って感じでしたね。
実はワタシ、今となっては明菜の音源はシングルとか歌姫以外はほとんど持っていないので、エラそうには言えないけど、改めて思い返してみると、やっぱウマイなという感じです。
いい曲ももちろん多いしね。だんだんジャケットも凝ってって、顔の変化というか、そういうのを見るのも楽しいかも。
それと忘れてはならないのが、明菜ってまだ権威のあったレコ大を2年連続で獲っているってこと。聖子不在の恩恵とはいえ、実力派には間違いありません。
そう思うにつけ、例の件からの歌に対する姿勢というか態度は甚だ残念であります。
ファンは違うっておっしゃるんでしょうけど、出すもの出すもの、やっぱねえ…。も
う17年も経ってるんだから、いい加減になさい!なんて思ってしまうのです。今のファンにとってはそういうとこが良かったりするんでしょうけど。
今回、バラ売りもされるらしいんですけど、ボックスには特典として幻のピクチャーディスク・ミニアルバム「Seventeen」がプラスされ、オールカラー完全ディスコグラフィーも付くそうですから、やっぱボックスを入手したいところ。
もちろん最新24ビット・デジタル・リマスターで、ジャケットはオリジナルを忠実に再現した紙ジャケ、LP初回盤の帯も忠実に再現、当時の封入物やスーパーピクチャー・レーベル、などコレクターも大満足できる仕様となっております。
聖子に明菜、二大巨頭の豪華ボックス、果たして両方買うって人はいったいどのくらいいるんでしょうか? 復刻ものとしては70年代は陰の百恵が圧勝ですけど、80年代は陽の聖子でしょうか? そんなところも気になります。
(2006.3.15)