フォノグラムベストで、一心同体・少女隊!
奈々ちゃん、クーミン、伊代ちゃんが貯めた(?)ボンドのお金を30億以上はたき、鳴り物入りでデビューした少女隊。
しかし、ネーミングからしてたのきんのバックで踊ってた3人のパクリを連想させるからか、最初からB級の扱いをされておりました(ユー、意味わかる?)。
デビュー盤のアメリカ録音、CMの大型タイアップや映画主演など破格の活動もいっぱいでA級のお仕事ばかりなのに…。ま、カネで買えないものはあるんです。
でも、何だかんだ言っても名曲ぞろいでしたよね。
デビュー曲の「Foever」(7インチ&12インチの同時発売!)や「お元気ですか?マイフレンド」は、かの都倉先生の作品で時流には合ってないようなんだけど佳曲だし。
秋元さんが主導権をとった「素直になってダーリン」からは軽いノリに路線変更してプチブレイク。「渚のダンスパーティー」のハイ!ハイ!というかけ声なんて超カワユかったし、ドラマ「夏・体験物語」やひょうきん族効果もあって最大のヒットとなった「Bye-Byeガール」のフリツケと構成には一発でKOされてしまったワタシ。
マジでチーコのファンだったんすけど、彼女は、「Bye-Byeガール」からのここぞというとき時、椎間板ヘルニア(でしたよね?)で休業しちゃうんですね。復帰するまでの2人体制かと思いきや、すぐ先代引田天功の娘に取って代わられちゃうんです。
別にトモが悪いワケじゃないんですけど。まあ、当時12才とかで労働基準法に引っかかり、夜間の「ザ・ベストテン」とかには出演できず、相変わらずの2人体制ぽかったですけど、以降は何だかヘンな路線に行っちゃったという感じです。
ま、そういうこともありまして、以後の少女隊には魅力を感じなかったワタシ。
当時カセットテープのみで出た「少女隊ごっこ」(歌とカラオケが入ってるヤツ)を長いこと愛聴していた次第です。
で、今回の「 ゴールデン☆ベスト 少女隊-フォノグラム・シングル・コレクション- 」は、黄金期といえる84年から87年にかけてのフォノグラム時代のシングルを中心にしたベスト盤。12インチ「FOREVER2001」(発売は85年です)も入っております。えーと「FOREVER」は最初がチーコ、レイコ、ミホで、次がレイコ、ミホ、トモ。
これで終わりかと思いきや、実は99年にアニメ主題歌のため再結成した1999少女隊バージョン「 Forever 」では、チーコが復帰。レイコ、トモと一緒に歌っているそーな。
うーむ、少女隊シャッフル、併せて聴きたいものです。
なお東芝時代のゴル☆ベスは既に発売されておりまして、「 ゴールデン☆ベスト 」がそれです。
(2006.1.18)
*収録曲に変更が生じ「バランスシート」は収録されません。ご注意ください。なお本文を一部修正しました。(2006.2.17追記)