耳鼻咽喉いたって良好、永遠不滅のミコパンチ!
ミコと言えば、ワタシは東芝時代のお直し前の元気ハツラツ和製カバーポップスが好きで、コロムビア時代の代表曲「人形の家」のようなコテコテ歌謡は似合ってないと思うんです。
で、そんな曲が多いだろうと早合点して、ずっとコロムビア時代はなんとなく敬遠してた…。
でもでも、8年くらい前のソフト・ロックブームの中リリースされた「SOFT ROCK DRIVIN'」シリーズに収録の「恋はフィーリング」っていう曲にKOされて以来、肩の力を抜いたミコ路線のトリコになってしまいました。
もちろん「 筒美京平 TRACKS 」やBOX「 弘田三枝子・これくしょん マイ・メモリィ~ミコより愛をこめてFrom MICO With Love 」も愛聴盤です。
で、今回のコロムビアの大成功シリーズ「 弘田三枝子・しんぐるこれくしょん 」には、その「恋はフィーリング」も収録されるらしく、今回取り上げてみた次第です。
ワタシ、おへちゃだったミコは知らないのですが、ミコがTVで「燃える手」かなんかを歌ってた時、母が「可愛かったのに、なんでこの人こんなにしちゃったかねぇ…」とつぶやいた一言がトラウマみたいになってるんですけど。
実はそのことは8年ほど前、和製マイケル・ジャクソンになったミコのスゴさを、地元にあるオールデイズライブハウスのチェーン店で至近距離で見た時に不意に思い出したのですが…。
いつも思うのだけど、今のミコも歌はキッチリ歌えてるよーに感じますから、アレってあんまり影響ないんですかね?
特に耳鼻咽喉って歌には重要な部分だと思うのですけど…。マイケルもそうだっけか?なんて、数々のハナモゲラ的疑問が渦巻くワタシでありました。
そんなことはさておき、改めてミコの力量を堪能しましょう。江利チエミを脅かしてた頃の底抜けな明るさはないけれど、類い希なセンスと声質にスカッとしてみましょう。
同時発売のライブベスト「 弘田三枝子・LIVEこれくしょん 」もオススメですぞ。
(2004.11.14)