コテコテ恵美子はんは、白雪姫だった!
「漫才界の白雪姫です!」「そして私が…」「キングコングです!」。ああ、大爆笑の千里万里。
何を隠そう、ワタシが生まれて初めて好きになった漫才師が彼女たちだったんです。
淡路島で人形浄瑠璃をしていたという姉妹がデビューしたのは71年。
南沙織ショーの前座をしたりしながら(ワタシが注目したきっかけはココです)、あっという間にスターの座に上り詰めましたよね。
若くてかわいくいのに、テンポがよくて、モノマネや芸能ネタも豊富。真理ちゃんやアグネス、ミヨちゃんなんか、格好の餌食になってました。
人気絶頂で引退した伝説のコンビですが、天才少女・千里がのちの上沼恵美子なのは皆さんご存じのことでしょう。
まあ、そういうこともありまして、彼女たちの音楽にはあまり興味がないんですけど、紹介しましょう、「
ここんとこワゴンに平積みのOEMミニベストぐらいしか見かけませんでしたけど、フルベストって15年ぶりの発売なのでは? お買い得だけど従来商品の型番・ジャケット変更のみという新装盤が多い「COLEZO! 」シリーズ、久々の再発も多くてあなどれません。なお今回のシリーズは早くも第5弾だそうで、他にはお決まり再発の「<COLEZO>麻丘めぐみ」「<COLEZO>岩崎宏美」「<COLEZO>石野真子」などもラインナップされています。
内容は昔出た「海原千里・万里のすべて」と同一内容で、唯一のヒット曲「大阪ラプソディー」をはじめ、おスミさんの「たそがれの御堂筋」、フランク永井の「こいさんのラブ・コール」、ダークホースの「宗右衛門町ブルース」といった浪速演歌のカバーや、チーちゃんの「酒場にて」など盛り場演歌を集めた16曲プラス「大阪ラプソディー」のカラオケで構成。
ワタシが聴きたいのは、持ちネタでもあったフィーフィーの「雨の御堂筋」ですねえ。モノマネならもっとよかったんですけど…。
あの漫才も見たいという人はDVD「 お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 [DVD] 」で笑い転げてください。
(2005.8.31)