ダンスが見たい!濃い系歌謡ヒット全集!
かの高名なダンスユニットTHE CONVOYのメンバーとして、またSMAPやアムロちゃんなどの振付師や演出家として知られる黒須洋壬氏が率いるグループ、それがXROSS ACTです。
ワタシは朝の情報番組ぐらいでしか拝見したことがないので、その実力を語るなんてことはできないのですけど、春に出た彼らの舞台「DOGWOOD Club」のイメージコンピCD「 XROSS SOUND ACT 」の収録曲を見て、ずーっと気になっておりました。
だって、オープニングが平山三紀の「あなたの来る店」、続いて郷ひろみの「誘われてフラメンコ」、中原理恵の「東京ららばい」JOHNNYS' ジュニア・スペシャルのベルばらなんかも入っているんだもん。
何でも歌、ダンス、芝居がクロスオーバーした大人のエンタテインメントだそうで、ステージでは70~80年代の歌謡曲がガンガン使用されているのだとか。
そして今回、「輝け第1回ウグヰス谷歌謡カーニバル」の公演にあわせてリリースされるサントラ「 ウグヰス谷 歌謡カーニバル 」は、さらにスゴイことになってます。
昭和歌謡曲の中でも、艶っぽさ・華やかさのある楽曲にこだわった選曲ということですが、百恵ちゃんの「絶体絶命」に始まって、渡辺マッチャンの「かもめが翔んだ日」となるほど濃い系。
アダルト系ではジュディ・オングの「麗華の夢」、金井克子の「他人の関係」、三紀さんの「 想い出のシーサイド・クラブ」に内田あかりの「浮世絵の街」、そしてフィーフィーの「 恋の十字路」。さらには、ピー様の「人間狩り」まで!
ヤング系ではガンバレ美奈子の「1986年のマリリン」や、シブがき隊、優ちゃんも収録されています。新御三家を網羅しているのもニクイですねえ。しかもヒデキは「ブルー・スカイ・ブルー」!
鶯谷だけに鶴光の「うぐいす谷ミュージックホール」をボーナストラックにしてもよかったかも。そんな蛇足はさておき、いやあ、舞台を見たくなってきちゃった!
(2005.7.27)