散ったはずのパンジーが、蘇生した…
絶句。北原佐和子の全オリジナル・アルバム復刻のニュースを聞いたワタシはカタまっておりました。
コアなファンがいるらしいのは伺っておりましたが、まさかフルコンプで出るなんて…。
「 80’S カルト・アイドル・キューティーズ・コレクション 北原佐和子・コンプリート・シングルズ 」でも十分すぎるほどだと思ってましたんですがねぇ。
やっぱ、あの真鍋ちえみ「 不思議・少女+ 」の復刻の余波が、ここまで来たんでしょうか?
しかしアレはYMOがらみなんだし…。いかにも手持ちの少ないテイチクのやりそうなことかも、なんて穿ったご意見も出てきそうです。
2in1スタイルでの構成となりましたこのCD、「ときめき」+「KISS」の「 北原佐和子オリジナル・アルバム・コレクション(1) 」、「ONLY YOU」+「TWENTY」の「 北原佐和子オリジナル・アルバム・コレクション(2) 」、企画盤の「Dreamin’」+「WITH YOU」の「 北原佐和子オリジナル・アルバム・コレクション(3) 」の3タイトルとなっております。
おしゃべりレコードなんかも復刻しているあたり、ファンの方は狂喜乱舞でしょうね。
岡田有希子がスタ誕で歌った「マイ・ボーイフレンド」をはじめ、楽曲には恵まれてた感がありますね、彼女は。ワタシはすべて拝聴してたワケではありませんが、オススメするとすれば、久保田早紀が提供したり、大滝詠一の名曲や60年代ポップスをカバーした「(2)」でしょうか。
歌手としては方向性が定まらずフェイドアウトした感がありますけど、あのセールスでこんなにリリースできたのは、やっぱテイチクだからですよね。あと、サワコさんの強気な姿勢もあったのかも。
女たのきん・パンジーもサワコにちえみと来ましたから、あとはやっぱし三井比佐子か…。
(2005.5.22)