ナツメロ喫茶店

 ビバ!旧譜の新譜。紙ジャケからBOXまで、ナツメロ復刻盤&再発盤、コンピ盤などのレビューコーナーです。

#1270
橋本美加子/ゴールデン☆ベスト
(2026.4.29発売、WPCL-20046~7、¥3,300)

まつげちゃん41周年!ワーナー純正のコンプ盤!

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 昨年40周年を迎え、記念ライブや活動再開など活発な動きを見せた85年デビュー組。同期同士の仲の良さも有名で、40周年をきっかけにして数珠つなぎに再会の輪が広がっていますが、その中心となったのがミッチョンこと芳本美代子さんのYouTube「 みっちょんINポッシブル」。
 次々に同期ゲストが登場、その都度に大きな話題を呼び、最終的にはみっちょん、のりりん(松本典子さん)、アミー(網浜直子さん)の3人で「ID85」というユニットを結成。ライブに加えディナーショーも行うなど往年のファンを喜ばせていますが、この3人の歌手活動再開の火を付けたといえるのが、いち早く40周年記念ライブを開催したまつげちゃんこと橋本美加子さん。
 
 昨年3月、デビュー月に行われた記念ライブにはID85の3人をはじめ、いしのようこ(石野陽子)さん、森下恵理さんも駆けつけて大盛況。小さいハコとはいえ希望者が殺到し昼夜公演は抽選販売による激戦で、即追加公演も決まるなど、同期たちのやる気を促したといってもいいでしょう。
 今年も3月にデビュー41周年記念&バースデーライブの開催が決定しておりますが、このタイミングで、2枚組ベスト盤「 ゴールデン☆ベスト 橋本美加子」のリリースがアナウンスされました!
 
 まつげちゃんといえば、聖子の事務所(サンミュージック)と明菜のレコード会社(ワーナー・パイオニア)から、三浦徳子+小田裕一郎の聖子コンビによる「メロウ・シーズン」デビュー。
 弱冠15才でしたが野太くてしっかりしとした歌声で、85年組では圧倒的な歌唱力を誇りましたが、ワーナーに在籍したのは88年までの3年。
 
 その間シングル7枚(「メロウ・シーズン/夕暮れボン・ボヤージュ」「蒼いときめき/エンジェル・サマー」「個人生活 (プライバシー)/薔薇のロマンス」「ちょっと告白/15のメランコリー」「ハート秒読み/予感」「TOUCH MY HEART/TOUCH MY HEART (英語ヴァージョン)」「ツイン・ホリデー(B面はカラオケ)」)と、アルバム1枚(「ブラッサム」)をリリース。
 加えて、プロモーション用に非売品の12インチシングル「TOUCH MY HEART(LONG VERSION 英語ヴァージョン/TOUCH MY HEART (LONG VERSION 日本語ヴァージョン)」もプレスされております。
 
 途中で橋本実加子と改名するなど、方向性に悩んだ跡も見られますが、初期の聖子っぽい王道アイドルポップから、明菜を思わせるツッパリ系、80年代後半のトレンドだったユーロビートまで、幅広いレンジで安定したボーカルが楽しめるのも特長といえるでしょう。
 
 CDとしては、唯一のアルバム「ブラッサム」がオリジナル発売時にCD化済みで、96年のQ盤・音泉シリーズで「ブラッサム+2」として復刻。
 2007年にはVIVIDのクローン・ユア・メモリーズシリーズから、「ブラッサム」に未収録曲を追加する形で全音源を収録した2枚組「コンプリート・ブラッサム」( こちらで紹介)が出ておりますが、とうに入手困難のようですし、今回のG☆Bは新編集。
 1枚目にシングル7枚とアルバム収録曲をまとめ、2枚目には12インチ+シングル曲の全カラオケという構成になるようです。
 2023年には配信が解禁されていますが、今回は久方ぶりのパッケージ。しかもワーナー純正で、2026年リマスターということですので、VIVIDの音質に満足できなかった方は買い替え、買い増し必至ではないでしょうか。
 
 ちなみに、今回はワーナーの「ゴールデン☆ベスト」シリーズ第12弾としてのリリースだそうで、山口弘美「 ゴールデン☆ベスト 山口弘美」と佐倉しおりの「 ゴールデン☆ベスト 佐倉しおり」も同時発売。
 ついでに申しますと、スルーしてしまった第11弾は畠田理恵の「 ゴールデン☆ベスト 畠田理恵」と倉沢淳美の「 ゴールデン☆ベスト 倉沢淳美」。それ以前のものは、第10弾の増田惠子( こちらで紹介)や第9弾のヒデとロザンナ( こちらで紹介)などで触れておりますので、そちらを照会してください。
 

(2026.2.25)

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