全9作オンデマンド復刻! 哲平イン・ディスコを聴け!
100周年を迎えた老舗・日本コロムビア。今年はお祝いムードの中、記念の好企画も相次いでおりますが、華々しいアニバーサリイヤーの陰で人知れず復刻が進むオンデマンドCDも、かなり熱いものがあります。
こちらで紹介した高見知佳らの復刻以降も、町田義人の「 長距離ランナー
そんな中、またまたドヤ顔のコロちゃんが思い浮かぶオドロキの復刻が実現しました! それがスタ誕出身、78年のホープ・渋谷哲平クンのオンデマンド・全9タイトル初CD化。オンデマンドでは郁恵ちゃん以来の大量復刻となりますね。
哲平クンの場合、今年3月にようやく初CDベスト「ゴールデン☆ベスト」(こちらで紹介)がリリースされ好評を博しましたし、秋口には「HEY! HEY! HEY!」に出演し、久々の勇姿をご覧になった方も多いことでしょう。かなり頑張っておられ、キレのあるダンスも再現され、なんだか胸が熱くなったものでした。
その哲平クンのアルバム9タイトル。オンデマンドとはいえ、「 海岸線
全部を知っているワケではないのでアレコレ言えませんし、全タイトル一気にそろえるにはかなり勇気がいるかもしれませんが、コロムビアとサンミュージックが力を注いだ好盤ぞろいではないかと思います。
まず押さえたいのは方向性が定まって完成度が高く、ツイストの辞退でレコ大新人賞に滑り込んだヒット曲「DEEP」と続く名曲「スタント・マン」を含むセカンド「 TOKYO ハイウェイ・スター
いろんな意味でお楽しみ満載、人によっては珍盤扱いされてしまうことも多いんですけど、たまらなくいとおしい好企画盤です。
そう、このアルバムが出たのは、西城秀樹がヴィレッジ・ピープルのカバー「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」で空前の大ヒットを飛ばした79年。哲平クンはその後を追って同じくヴィレッジ・ピープルのカバー「ヤング・セーラーマン (IN THE NAVY)」を発表したのです。
結局はピンク・レディーと被ってしまい、思うようなビッグヒットになつながりませんでしたが、手旗信号が大きな話題となりました。
このアルバムはその流れをくむ、あの哲平・イン・ディスコの決定版なのです! 全米を吹きまくるディスコの嵐、全10曲が収録されていますが、先のG☆Bにも入っていたレイフ・ギャレットの「ダンスに夢中」、ジンギスカンの「ジンギスカン」をはじめ、レイフ・ギャレットの「フィール・ザ・ニード」、ロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」のほか、なんとEW&Fの「宇宙のファンタジー」 にも挑戦。一生懸命でクソマジメなところがゴキゲン、というかマジで感動ものです。
同じサンデーズのメンバー・川崎麻世も同時期にカバーをぶつけてきましたが、ダンスはマヨ、うたは哲平クンに軍配をあげたいワタシです。
また、渋谷哲平スタジオ・ライヴの「 FLY OVER
よくラジオなんかでおバカな扱いを受けたりしますが、マジメに頑張ってる舶来カバーには、かみしめるほどとっても味わいのあるものだと思います。
いい音で聴けることだし、さっそく堪能したいなあ。哲平クンのファン以外でも、ディスコ歌謡がお好きな皆さんやピンク・レディーのファンならこのアルバムはゼッタイ満足できると思いますので、ぜひ!
(2010.12.17)
