復刻第6弾は、初商品化を含むライブ4作！

　西城秀樹さんのデビュー50周年を記念し、2021年6月にスタートしたアルバム復刻企画（第1弾は こちら、第2弾は こちら、第3弾は こちら、第4弾は こちら、第5弾は こちらで紹介）。
　しばらくブランクが空き、待ちこがれていたヒデキファンも多かったと思いますが、ようやく第6弾リリースのアナウンス！
　今回は、初商品化を含む1980年代前半のライブアルバム、BIG GAMEシリーズ4タイトル「 BIG GAME ’80 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM 」「 BIG GAME ‘81 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM 」「 BIG GAME ’82 HIDEKI SUMMER in OHMUTA 」「 BIG GAME ’83 HIDEKI FINAL in STADIUM CONCERT 」です！
 
　音源によっては99年のライブCD-BOX「HIDEKI SUPER LIVE BOX」でCD化済みのものもありますが、アルバムとしてはすべて初CD化となります。
　ヒデキのライブの代名詞ともいえるBIG GAMEは、78年から夏の定番となった全国縦断サマーツアー。中でも後楽園球場での公演はよりダイナミックで大がかりなスタジアムライブとして、実況録音のメインとして恒例となっていました。
　78年と79年のライブ盤は前回復刻されておりますので、今回は80年から。
 
　まず、80年9月発売の「 BIG GAME ’80 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM 」は、7月18日のツアー初日、後楽園球場のライブ盤。
　ビジュアルが見られないのが残念ですが、おヒゲにカーリーヘアで、一段とセクシーになったヒデキのパワフルなパフォーマンス全開。
　レインボーの「アイズ･オブ･ザ･ワールド」からスタートする新旧取り混ぜた洋楽、レーベルメイトでもあった山下達郎の「BOMBER」、当時の最新曲「エンドレス･サマー」、クロージングテーマだったロッド・スチュワートの「セイリング」まで、聴きどころ満載。圧巻は大人気のヒットメドレー「HIDEKI DISCO SPECIAL」でしょう。
 
　続く81年10月発売「 BIG GAME ‘81 HIDEKI JUMPING SUMMER in STADIUM 」はデビュー10周年、ヒデキ元年の情熱のすべてをぶつけた壮大なコンサートで、8月16日の後楽園球場の模様を収録。
　レインボーの「アイ・サレンダー」や寺尾聰の「渚のカンパリ・ソーダ」など、洋邦の最新ヒットから、オリジナルの「スロー・メドレー（勇気があれば～遙かなる恋人へ～ラストシーン～ブルースカイ ブルー）」や最新曲「セクシーガール」まで。
　オリジナルのLPレコードやカセットは1枚ものでしたが、今回は未収録だった音源を多数追加収録。発売前の新曲として披露された「センチメンタルガール」、「メドレー２（恋する季節～恋の約束～情熱の嵐～恋の暴走～薔薇の鎖～激しい恋～俺たちの時代～眠れぬ夜）」など、もはや別物といえる2枚組でのリリースとなります。
 
　そして今回初商品化となるのが82年、夏のライブ盤リリースがなかった年の「 BIG GAME ’82 HIDEKI SUMMER in OHMUTA 」。今回、82年8月に福岡県大牟田市で行われたコンサートの音源が倉庫から奇跡的に発掘されたため、リリースが実現したという、本邦初公開、貴重な1作です。
　最新曲「聖・少女」やアルバム曲「ひき潮のように」をはじめ、後にスタジオ録音でシングルカットされる「ナイト・ゲーム（Night Games）」、郷ひろみがカバーヒットさせた「カサブランカ」、山下達郎の「ラブランド・アイランド」など多彩なレパートリーが満載です。
 
　ラストは83年9月発売「 BIG GAME ’83 HIDEKI FINAL in STADIUM CONCERT 」。
　ヒデキが日本のソロ歌手として初の球場コンサートをしたのは74年の大阪球場でしたが、その大阪球場で連続10回目となったファイナル・コンサートの模様を収録したライブアルバムです。
　コンサートは堂々3時間、LPは3枚組、カセットは2本組、映像ソフトでも出ていましたが、CDは2枚組の予定だそうです。
　後半からのオリジナル、懐かしの「青春に賭けよう」「激しい恋」や、「ギャランドゥ」「ナイト・ゲーム（Night Games）」といった最新ヒットもさることながら、感動的なのは球場コンサートへの心境を語り、万感の思いを込めて歌う「ありがとう大阪スタジアム」でしょう。
 
　という4タイトル。今回もSony Music Shopで 4タイトルまとめ買い するとジャケット絵柄缶バッチセットがもらえるそうです！