筒美ディスコがテンコ盛りの歌謡コンピ!
ここ数年、各種乱発されてきましたディスコ歌謡のコンピ盤。
音源のレア度だけで言えば、実はコレも特筆するほどではありませんし、名盤である筒美京平ウルトラベストトラックスシリーズの「 筒美京平 ULTLA BEST TRACKS / SOUL & DISCO
筒美先生がスリー・ディグリーズに書き下ろした「にがい涙 」 をはじめ、岩崎宏美「ファンタジー」、浅野ゆう子「セクシー・バス・ストップ」、中原理恵「ディスコ・レディー」、桜田淳子「リップスティック」、 優雅「胸さわぎ 」郷ひろみ「君は特別」、 平山三紀「熟れた果実」、川崎麻世「ラブ・ショック」と70年代筒美ディスコのオンパレードでございます。
やっぱ特筆すべきは南沙織の「GET DOWN BABY」でしょうね。何せ、唯一シングル曲じゃないんですから(実は当初シングルになる予定ではありましたが結局「人恋しくて」に差し替わった)。ディスコというよりコレはソウル寄りですけど、とにかくカッコいい。LA録音のバッキングはもちろんのこと、グルーヴ感たっぷりのパワフルなボーカルにもビックリです。
それと普遍的な感じもありますよね、筒美先生のものって。
このCDには入っていませんが、80年代筒美ディスコの名曲、佐東由梨の「ロンリーガール」(「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 沢田富美子・佐東由梨・沢田玉恵」に収録)をサンプリングしたECDの「ECDのロンリーガール」(「ECD/MASTER」に収録)へのアンサーソングとして最近スマッシュヒットした加藤ミリヤの「ロンリーガール」(うう、ヤヤコシイ)とかを入れても違和感全然ありません。
それ以外では 穂口さんによるキャンディーズのソウル歌謡「その気にさせないで」や、ヨーロッパディスコはお任せの都倉センセイの手腕が冴えわたったピンク・レディー「マンデー・モナリザ・クラブ」、ソウルミュージックやディスコダンスをちびっ子にも普及させたフィンガー5「バンプ天国」、ホソノさん効果で和モノグルーヴとしての評価が進んだ和田アキ子「見えない世界」、小西康陽も魅了するコミカルと思いきやソウルフルで泣ける伊藤咲子「いい娘に逢ったらドキッ」などなど。
76年のヒット曲メドレーにつき、ちょっと場違いな「ソウルこれっきりですか 」(宴会ソングとしての効果なのかオリコン2位!)も入ってますが、遜色ない出来でよろしいおます。
もう語り尽くされておりますが、やっぱ筒美ディスコは何度聴いてもブルッときますね。
このコンピ、珍しくないと言う意味で大したことはないと言いましたが、ヤバ、聴いてたらどんどんノッてくるこの感じ、このグルーヴ。やっぱ歌って踊って、フィーバっちゃいましょ!
(2005.5.27)
